11月8日発達障害学習会「伝わる伝えるクオリア」
公開日:2022年11月09日 最終更新日:2023年03月15日
登録元:「一般社団法人 ペアレントサポート旭川」
タイトル
11月8日発達障害学習会「伝わる伝えるクオリア」
詳細
~クオリアとは、「qualia」。日本語で「感覚質」。感覚的・主観的な経験に基づく独特の質感のこと。
他人とは共有できない主観的な感じのことを指す言葉。つまり簡単に言えば「私の中の感覚」~
講師は、子どもと大人の発達障害当事者支援者相互理解研究 あざらしらぼ
代表谷口正悟氏
感覚的な意識や体験は当人しかわからない。
「好き」も「嫌い」も「痛い」も「嬉しい」も「楽しい」も、人によってさまざまで、みんなが違うけれどそれを証明、解明、説明は難しい。
他人の感覚や感じ方などを理解しようとすればするほど、お互いにストレスにしかならない。
発達障害児者は、特に、違いがある。
そういった「感覚的な意識や体験」の違いが生じているということを理解しあうことが大事。
子どもの意味のないように見える行動にも意味があります。難解行動(問題行動)は無意識化の自分がとったストレス行動の可能性があります。
真の「共感」は、できなくても、「共存」はできる。ちがいがあることを「共有」することもできる。
事例を交えたお話の後、不登校の話、子どもを理解することの難しさなど、参加者と様々な話をしました。
この情報は、「一般社団法人 ペアレントサポート旭川」により登録されました。