映画【トップガン】ヴァル・キルマー追悼企画の報告
公開日:2025年06月05日 最終更新日:2025年06月10日
2025年4月1日没
映画「トップガン」で主演のトム・クルーズさんのライバル役を演じたアメリカの俳優ヴァル・キルマーさんが1日、肺炎のため亡くなりました。65歳でした。
【第1部】彼の業績をたたえ、★ヴァル・ファンナイト★を開催いたしました。平日の夜にも関わらず会場参加2名、オンライン参加5名の計7名で開催されました。
旭川映画サークル所蔵のDVD作品を持ち込み展示し、トップガン、ドアーズ、セイント、シティオブブラッド(脇役でマイケルビーンの出てる)・・・彼の出演作と関連作品を語り映画に対する思いを考えながら自宅に戻った後、各自で【トップガンマーベリック】を観ていただきました。【より彼に対する思いが深まったあとの映画鑑賞は感慨深いものがありました】との感想もいただいております。
同時に旭川映画サークル【映画ロック残党Sヨンマル】の映画/音楽イベントの定期開催のご要望もいただいております。
【第2部】
~10年後の未来予想図 ビデオレンタルショップと映画館~
映画館の栄枯盛衰をかたる上で欠かせない少子高齢化問題に切り込む旭川の【10年後の未来予想図】のシャベリ場を開催いたしました。現存するビデオレンタルショプはGEO4店舗(1条通、旭神、永山、大町)のみになり、TSUTAYA富貴堂豊岡店も2月24日をもって閉店してしまいました。
ビデオショップウオッチャーのA氏によるとビデオ在庫数も減っており、メジャーな作品ばかりが目立ち、店舗の隅には旧作品の処分コーナーもあり明らかに業態衰退が垣間見れる感じがしているとの事。背景にあるのがサブスクのアマプラ、ネトフリ、コロナ禍の自宅での楽しみ方の変化、安価な大型TVやプロジェクターの普及でわざわざ映画館に観に行かなくても数か月まてば自宅で新作が観ること出来るし・・・・。
さらに拍車をかけるのが子供の人口減少だ。旭川☆Primeの団体テーマでもある少子高齢化における未来予想図問題。1985年の15~19歳の人口が26,941人を100として、2005年17,444人(対比▲35.6%)、2025年12,053人(対比▲30.9%)2045年8,011人(対比▲33.5%)になっている。子供学生をターゲットにしている業界は斜陽産業として顕著になり戦々恐々状態。
ChatGPTによると縮小していく業種として教育関連産業、玩具子供向製品、子供向レジャー、医療の一部があげられ、逆に高齢者関連産業、労働不足による関連業種(外国人派遣)、教育の高度化のニーズ、自動化ロボット関連産業が成長産業にあげられてるがそもそもの全体の旭川の人口が、2025年に26万人になるので、このAI予測もどうかと思う。
過渡期にあるビデオショップも漫画レンタル、プレステゲーム機レンタル、ガチャガチャコーナー、ジェネリック家電、中古携帯販売と扱い品種を変えながら試行錯誤しているのが垣間見れる。コーチャンフォー、ブックオフも同じ状況に思える。
この危機的な業界も注視しながら変化を見ていきたいと思います。
今後も旭川☆Primeはニッチな話題を面白おかしく掘り下げ、昭和懐古の人たちへ定期開催していきます。